「個性」

最近文鳥の雛をお迎えしました。
3羽目になるのですが、とても甘えん坊で元気いっぱいです。2羽目の子は好奇心旺盛でやんちゃな雌です。1羽目の子はとても大人しい雄ですがここぞという時の気の強さみたいなものを感じます。
文鳥とはいえそれぞれに個性があり、見ているだけで本当に癒されます。
学校や教育機関でも「個性」という言葉はよく使われ耳にすると思います。しかし私はそこに以前から多少の違和感を覚えていました。
その正体が何かと考えると、あたかも個性が無い人がいるような言い方もされますが、
「個性がない人はいない。」という事です。
むしろ一人一人が素晴らしい個性の持ち主だと思っています。
「個性を伸ばしてリーダーを育てる」だとか「個性を前面に出して成長させる」といった言葉もどこかで聞いた事があるのではないでしょうか?
ここで言う個性とは一般に良い意味での個性の事であって、個性という言葉自体がポジティブな意味で捉われがちです。
しかし個性にも色々な個性があり、時には短所と言ったりもします。「短所を伸ばしていこう」とは言いません。しかし短所も立派な個性であり、見方によってはその人を大きく成長させてくれるような事もあると思います。個性という意味の捉え方で大きく変わってくるという事です。
人はそれぞれ性格も違えば見た目、考えている事も何もかも違うのだから、同じ人なんているわけがありません。どこを探しても同じ所なんて一つも無いのです。
ですから自分は個性が無いとか、周りの人と同じなんてことは全くありません。
それと個性は伸ばそうと思って伸ばすものではなく、成長と共に自然と伸びてくるものだと思います。
学んだ事や経験した事、こういった事が時間をかけて個性を形成していくものだと思うので失敗を恐れず色々な事に挑戦し、大人になった時に自分の個性に自信が持てるような人に成長していって欲しいと思っています。
ライク数学教室はそんな子供達を育む場でありたいと考えます。

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