中学生が高校受験でしっかり点数を取れるようになるための3年間の学校以外での勉強時間を考えたことがありますか?
3年間毎日1時間勉強すると約1000時間になりますが、志望校や個人によって差はあるものの約1000~3000時間と言われています。
これが大学受験となると約3000~8000時間にもなります。
子供の成長を考えると単純に比較はできませんが、高校受験よりも大学受験の方が約3倍の勉強時間が必要となります。
中学3年時の休みの日に8時間以上も勉強するといった話も聞きますが、高校受験に一日8時間も勉強しなくてはいけないのなら、大学受験では単純計算すると3倍して一日24時間勉強しないと出来るようになれないという事になります。その時間をかける勉強の仕方では高校で通用する勉強方法が身に付きません。
毎日勉強するという前提で、目安ですが中学3年生で平日2時間、休みの日や時間のある日は4~5時間で十分だと思います。
大切なのは「短い時間で出来るようになるための効率良い勉強方法を考える事です」
そもそもなぜ長時間勉強するのでしょうか?
それは、成績が上がるか?今の勉強時間では足りないのでは?と不安になるからです。
ではなぜ不安になるのでしょう?
人はこの先どうなるか分からない時に不安になります。どうなるか分かっていたら不安になることはありません。
勉強に関してはある程度不安を解消する事が可能で、先ずは出来るようになるための計画を立てる事です。
その為にはやるべき事を書き出してみると良いと思います。
例えばこの問題集を1か月で3周すれば出来るようになれるだろうと考えたとします。そこから逆算して、1日何ページやればこの問題集1か月で3周終わらせられるかを考えます。そうして1日にやらなければいけない量から勉強時間を算出します。そうすると案外一日の勉強時間は少なくて済むことが分かると思います。
時間を算出する時に気を付けて欲しいのは、余裕を持たせ過ぎない事です。集中して取り組めば自分ならこの時間で出来るはずという最短の時間でスケジュールを組むことが大切です。
生徒と勉強計画の話をしていると、この量にそれほど時間はかからないだろうと感じる事がよくあります。普段時間を意識して勉強していないと自分の力が分かりません。まずは自分の力を把握して、集中してやればこの量ならこの位の時間で終わらせられると知る事です。
長時間勉強すれば良いという事はありません。むしろ逆で短い時間で出来るようになる事を意識して勉強する事が大切です。
そうしてそれぞれの教科ごとに計画を立て、日々計画を実行していければ出来るようになれるので不安も軽減されるはずです。
ただ計画を実行するのにもある程度強い意志が必要なので簡単な事ではないと思いますが、長時間終わりのない勉強をするよりは効率的で良いと思います。
しかしそれでも高校生になると教科ごとの内容が難しくなり、量も増えるので効率的な勉強方法が身に付いていても時間が足りなくなることがあります。
そう考えると中学生のうちに出来るだけ時間をかけず計画的に勉強する方法を身に付ける事が大切だという事が分かります。
こういった事は将来社会人になり働くうえでも重要になってくるので、是非身に付けて欲しいと思っています。
勉強以外にも日々の生活で不安を感じる事があると思いますが、そんな時は一度立ち止まって計画を立ててみると良いのではないでしょうか。
そうしてある程度未来が見通せると不安も少なくなるはずです。